この週末はマイナス11度の表示だったので屋内でのんびりできる場所でも行こうか、ということでBoston Public Libraryに行ってみることにしました。同僚に聞いてみると簡単にライブラリーIDを作成できるよ、ということでそちらもトライしてみました。かなり歴史のある図書館です!!
Boston Public Library
ボストンは多くの大学があり、学術都市で有名ですが公立図書館もやはり大きなものでありました。蔵書もさることながら、旧館の方は観光地のような趣で、多くの方が見に来ておりました。場所は地下鉄のGreen LineのCopley駅を降りてすぐで、Copley広場に面してあります。かなり大きいので迷うことはなさそうです。入り口が新館側、旧館側とあります。
ボストン公共図書館(The Boston Public Library, BPL)は、アメリカ合衆国のボストンに所在する市立の公共図書館。1848年創設の歴史をもち、アメリカ最古の公立図書館であり、かつ公衆に対して無料で公開される、史上最初の近代的公共図書館である。
ボストン市によって運営されるボストン市民のための図書館であるが、マサチューセッツ州全体の第二線図書館(地域の中小規模図書館をバックアップする大規模図書館)としての機能も有しており、州の住民全ての人が利用できる。
施設構成は、コプリー広場の中央館のほかに26の分館を有し、約610万冊の一般図書に加えて約120万冊の貴重書、手稿本などを所蔵する。重要な所蔵資料としては、シェイクスピアの初版本や、ジョン・アダムスの個人コレクションなどがある。
出典:Wikipedia
ボストン公共図書館 - Wikipedia
図書カード(Library ID)を作ってもらう
公立の図書館ということで、ボストンの方であれば誰でも利用できることになっております。早速、図書カード(Library ID)の申請をしてみました。必要なものは以下の書類です。
①顔写真入り身分証明書(パスポート、運転免許証など)
②マサチューセッツ州の住所が書いてあるOfficialな書類
身分証明証については、まだアメリカの運転免許を手に入れていなかったのでパスポートで事足りました。ただ、ボストンの住所が書いてないですので②が必要になりました。私はカード会社の明細を印刷して持って行きました。これについては公共料金の明細など、なんでもよいようです。おそらくアメリカの運転免許証があればそれ一発でOKなんでしょうか。新館の入り口から入って案内所があるので聞いてみますと、カウンターを案内されました。2-3人同じような人が並んでいましたがすぐに作成してもらうことができました。三種類のカードのタイプがあり選べます。およそ3分くらいでのあっという間の作成でありました。
旧館は博物館のよう
新館は綺麗な図書館で、机もたくさんあって電源もあるのでPC仕事にはもってこいであります。館内にはカフェもありコーヒーや軽食も売っています。アメリカの広い場所に特有かと思いますが日本人にはやや寒いような気がしますので冷え性の方はブランケットなどがあるとよいのかもしれません。Free WiFiも利用できます。混んでいる時間帯(土曜日13時〜14時頃)だからか、5-6Mbpsとやや物足りない感じですがネットはできますね。
旧館は博物館のようなゴージャスな作りです。結構高額な喫茶店のようなお店もあり、英国風の紅茶、スコーン(?)などの乗った3階建てのお皿が出てくるようなお店もあります。65ドルって書いてありました。どんだけセレブが使うんだろう、と思いきやめちゃくちゃ混んでました。観光スポットなのかもしれませんね。
ボストンの成り立ちを特集した部屋もあり、学芸員のような方が質問に答えてくれました。知らなかったのですがCopley駅周辺のBack Bayというボストンの繁華街は埋め立てられて出来た場所であるようです。最初にイギリスから移民として多くの方がやってきた時の地図とだいぶ地形が違いますので驚きました。地震が多い日本に生まれますと想像できませんが地盤が頑丈なのか、埋め立てたような場所でだいぶ大きな建物がバンバン立って発展した感じなんですかね。歴史を感じました。
長い歴史と新しさの共存した素晴らしい図書館と思いました。そして、多くの勉強している学生さん(らしい?)がたくさんいて、グループ学習するような部屋もあったりでとても混んでいました。さすがボストンの図書館ですね!!ぜひ立ち寄って見てください。
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