ボストン観光「FREEDOM TRAIL」を踏破する!!

ボストン/観光

先日、同じフロアのラボの先生が居なくなるということで送別ランチ会が開かれました。まだ夕食で飲酒をしてというのは控えよう、という雰囲気のようです。12月末にはラボのクリスマス会がありそこから参加しましたが、医療業界はまだ完全にコロナ明けモードではない感じですね。お店に向かう途中、ボスが足元を見て「これがフリーダムトレイルだよ!もう通った?」と言われ、皆さんに聞いてみるとボストンに来たらこれは、というようなマストイベントのようです。比較的暖かかった週末(最低気温1℃、最高気温10℃)に行ってみることにしました。

出発は「ボストンコモン」

まず、「Freedom Trail」って何ですか?っていうところですが、ボストンはアメリカ合衆国が生まれる頃から非常に重要な土地であり、歴史に関わる多くの史跡が残っているんですね。その歴史を辿るために名所を回れるような道を作ろう、と提案した方がいて、1951年にできたみたいですね。

出発点はボストンコモンにあり、ボストンコモンにある観光案内所の前がスタート地点です。観光案内所にはいろいろなお土産、パンフレット、ツアーの申し込みなどができます。ツアー付きのトレイルを楽しむこともできるようですが今日は自分で歩くことにしました。観光案内所には当時のアメリカの衣装を着た方がいて、写真を撮らせてもらいました。雰囲気ありますね。

スタート地点になる観光案内所です

英語が聞き取れなかったですが年代ごとの衣装があるらしく、何パターンかあるような話を聞きました

赤煉瓦が2本分縦に並んでラインができています。綺麗な場所は両サイドに白いレンガでラインどりされています。

 

マサチューセッツ州会議事堂

トレイル開始からすぐ、マサチューセッツ州会議事堂を通ります。屋根が金ピカなので非常に目立ちます。多くのツアー観光が催されており、ほとんどがアメリカのお客さんのようでした。アメリカの国内からの旅行先としてもボストンは人気のようで、この日は暖かかったこともありすごい人手でした。

金ピカの屋根が目立ちます

ボストンコモン北側にありますが、この州会議事堂があるのがビーコンヒルという場所で、ここから西に向かってメチャメチャ高級そうなレンガ作りのアパートが続きます。クリスマス時期はここを通るだけで雰囲気がすごくあり良かったです。

グラナリー墓地

結構序盤でいきなり墓地!という感じですがおどろおどろしい感じはないですし昼間でお客さんもたくさんいて怖い場所ではないですね。むしろ都会のど真ん中にいきなり墓地という感じです。有名なベンジャミンフランクリンの名前の刻まれたオベリスクがあり(本人はフィラデルフィアに埋葬され、家族はここに埋葬)、サミュエルアダムスジョンハンコック(アメリカ独立宣言署名者!)のお墓があります。

ベンジャミンフランクリンの名前の刻まれたオベリスク

日本のお墓に比べるとだいぶ小さめです。歴史感じます。

ボストン旧市庁舎

これまた歴史のある建物です。厳かな感じで、前にはベンジャミンフランクリンの銅像が、って思ったらRUTH’s CHRIS STEAK HOUSEの看板が!これはかつてボストンで学会があり来た時に食べさせてもらったステーキ屋だ!!と思い出しました。また来ることはできるのでしょうか・・・

ロバの像があり、その正面には足跡の像があります。足跡の部分にはElephantが刻まれており民主党vs.共和党を模したもののようですね。

当時はただ美味しいお肉にしか目がいかず。何年も立って気付くことありますね。

背中がピカピカなのでみなさん乗っているんでしょうか?誰も乗っていませんでした。

ファニュエルホール、クインシーマーケット

1740年とだいぶ昔にボストンの豪商、ピーター・ファニュエルの出資で市民集会の会議場として作られたホールのようです。アメリカってこれだけではないですが人の名前が冠された建物が多いですよね。とにかくすごいお金持ちが多いしすごい寄付する文化なんですよね。スケールが大きくて感動します。

ファニュエルホール内部は博物館のようになっていますし、周りのマーケットには衣料品店やお土産、ロブスターロールやクラムチャウダーを頂けるお店も多いです。いつも観光客で人通りの多いエリアです。

ファニュエルホールです。今回は内部は探索せず!!

少し普段より人出が少なかったですかね。なんででしょうか。

オールドノース教会、コップズヒル墓地

ファニュエルホールを抜けて、歴史のある街並みを進むと途中でアメリカ最古のレストランという話の「UNION OYSTER HOUSE」の前を通りました。ランチもやっているようで寄りたくもなりましたがひとまず踏破を優先だ、と我慢しました。ノースエンド地区に向かいますがここはイタリア人街で急に雰囲気がイタリアっぽくなります。パスタ、ピザ屋などが多いです。先日一度パスタを食べに来ましたが「CASH ONLY」ということで焦りました。このエリアは現金払いの店が多いんでしょうか。カード全盛のこの時代、びっくりしました。今回はどうにもお腹が空いて「MIKE’S PASTRY」でお菓子を買って食べましたが、これはまた別の話にします。オールドノース教会、コップズヒル墓地をスタスタと歩いて抜けました。

一度は来てみたい感じの佇まいですね。店の前で多くの方が写真だけ撮ってました。

ノースエンド地区です。雰囲気がイタリアンになります。NYほどではない感じ。

終点、バンカーヒル記念塔へ!!

ノースエンドの中を抜けて、チャールズタウンに向かう橋を渡ります。Trailの赤いレンガの道が端の工事で途切れ、ここからはペンキのTrail道を歩くことになりました。急造の橋、ギシギシ言ってましたが大丈夫なんでしょうか。いつも通っている研究所がこの辺りですし、ボスに言われた道をなぞっていくことになりました。

本来の道はさらに右側にあったようですね。

ここからはペンキ道になりました。

ギシギシと揺れて少し怖かったですが大丈夫でした。

CHARLES TOWN入口の公園にある魚の像です。なんの魚なんでしょうか。

CHARLES TOWNはボストンのダウンタウンから川を隔ててある場所で街並みは小高い丘に立っており綺麗な街並みです。その街並みを抜けて歩いていくとFREEDOM TRAILの終点であるバンカーヒル記念塔に到着します。

このエリアは独立戦争で重要な戦闘となったバンカーヒルの戦いを記念して建てられたようです。大きなオベリスクが立っています。内部にも入ることができるようですが、日曜だからか、しまっていました。残念。

結構大きいオベリスクですね。

ここで最後に終点を見つけ、トレイル終了となりました。一気に歩けば4-5kmなので1-2時間〜半日もかかりませんが、じっくりいくともっとかかるのかもしれません。前半のみでも結構見応えある感じしますね。

記念塔の入口でトレイルの終点となりました!!

バンカーヒルからOrange LineCOMMUNITY COLLEGE駅を目指して歩き、地下鉄で帰路につきました。

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